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北海道生まれの君は
そのせいではないかも
知れないけれど
肌が弱かった
大好きな島の青い
青い海も
昼間は少ししか
行けなかった
それでも君は
外へ出たがった
二人で小さなスーパー
によく行ったね
休みの日は
何故か僕が
食事当番だった
君は僕の料理を
いつもどおりツンとした
顔で食べて
おいしい?と聞く
僕に
味よりも貴方の
優しさが嬉しい
そんな料理よ
と言ってくれたね
そして夕暮れから
僕と君は
缶ビールを片手に
手を繋いで
近くの浜へ
散歩に行った
缶ビールを飲みながら
二人で
じっとさざ波の音を
いつまでも聞いていたね
手を繋ぎながら
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