奇怪屋敷.

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カラカラカラ…… 掠れ掛かった文字で『奇怪屋』と書かれた吊り看板が廻っては過ぎ去るモノ達をただ眺めていたのだった. 「…………ふぁ~ぁ」 窓辺に腰掛け 青年は欠伸をしながら手にしていた書物を眺めては黙々と片していた.
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