実力は、いかに…

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「……そうか…。おいハルツ!!」 「結局こうなんのかよ…」 二人は本性を表し、攻撃の体勢をとる。 「なんだ?俺らとやんのかよ?」 男がそう言うとハルツ達は、すぐに囲まれた。 だが、ハルツ達は依然と余裕だ。 そして… 「爆竜の粉塵…」 ハルツの口から、無数の粉が放たれた。 そして、みるみる内に囲んでいる者に降りかかる。 「…大爆発!!」 その粉塵は、ハルツが言った瞬間、大爆発を起こした。 「何人かは、動けそうだな…」 ハルツが周りを見渡しながら言った。 一方、フォレストキングのメンバーは 動揺を隠せない。一瞬で半分以上がやられたのだ。 「ただ者ではなさそうだ。俺がやろう」 幹部の様な素振りで1人の男がハルツ達の前に出た。 「残りは、俺がもらうぞ?」 レインがハルツを見て言った。 「ああ…」 「よし、氷竜の…咆哮!!」 レインの口から、前方に氷のブレスが放たれた。 それにより、僅かに動けた、メンバーも皆レインの攻撃により、やられた。 「く、くそっ…、マスターがいない時に…」 やられ際に1人の男がそう言った。 「おいおい、今の聞いたか?ここのマスターいねえってよ!!」 ハルツがレインに呆れた顔で言った。 「そのようだ。 だが、ギルドがこのザマだったらマスターは、ほっておいても大丈夫だろう」 「それもそうだ。さっさと帰ろう!!」 「そうだな。もうじき評議員が来る。帰るか」 そう言って、レイン達はフォレストキングを後にした。 その帰りも、列車酔いにやられていた レインとハルツだった。
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