目的は一つ

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この町、マグノリアの町外れにある大きなギルド…ギルティメイス。 その中で、陽気に話している者がいる。 「あぁー、なんで俺ばっかり小せぇギルドを相手にしなきゃなんねぇんだよ!!」 愚痴をたれているのは、爆発のドラゴンスレイヤー…ハルツ・ライオスだ。 「うるさいぞハルツ。お前がハデに仕事をするからだ」 そう言ったのは、氷天のドラゴンスレイヤー…レイン・トマホーク。 「レイン、お前はいいのかよ!!ずっとこんなんでよ」 「いいわけないだろ。お前がハデにしでかすから悪いんだ。俺は何もしていない」 レインが落ち着いた態度言う。 「…っなんだと!!」 ハルツはそんなレインに強く反論した。 「まあまあ、落ち着いて。二人一組なんだから、仲良くしなよ。」 この大人の対応をしたのは、ギルド内でもかなり強いアルザス・ドレインだ。 「ああ…悪かった。」 「気にするな。」 どうやらハルツは落ち着いたようだ。 ………………… 今、この場にいるのはハルツ、レイン、アルザスとハーベスの四人
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