目的は一つ

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「どこ行ってたんだ?」 ハルツがマスターに尋ねた。 「なに、ちょっとした情報収集じゃ」 「ふ~ん…。まっ、どうでもいいけどよ」 ふざけた態度のハルツを一瞬にらみ マスターはこう言った。 「小さいギルドじゃが、拠点を見つけた」 「出たよ、マスターの闇ギルド狩り」 ハルツがまたもや、ふざけた態度で言った。 「おいおい、このギルドの目的を忘れたのか?」 レインが冷静にハルツに言った。 「分かってるよ…」 「無論、ギルティメイスの目的はただ一つ!!闇ギルドの殲滅のみよ!!」 「なあ、なんでマスターはあんなに闇ギルド狩りにこだわってんだ?」 ハルツがこっそりアルザスに聞いた。 「さあな、私情は俺も知らない…」 「そうか…」 「とにかく、誰が潰しにいく?」 レインがマスターに聞いた。 「…うむ、ハルツ、レイン貴様らで行ってくれるか?」 「へいへい…」 「わかった」 ハルツはしぶしぶ了解し、レインは快く了解した。
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