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~バレンタインデーの夜~
家に着いた私は早速一香に電話をした。
私「このチョコはどうすればいい?
一香「俺にはよくわからんが絶対食うなよ!」
っとだけ言われて電話は終了した。
机の上にチョコを置いて眺めていると
ふっとある事を思い出した。
それは…
某大型掲示板サイトに私と良く似た書き込みがあった
のを思い出した。
その投稿者はチョコを溶かして云々
っと書き込んでいた。
この事を思い出した私は一香に相談せず
チョコを溶かす事を決意した。
台所に立ちお湯を出す。
そこに一粒ずつチョコを投入。
(確か計10粒ぐらいあった)
一粒、また一粒とお湯にチョコを入れていく。
6粒目で異変は起きた。
私「何だ?これ?」
お湯の中には何かプラスチックみたいな物が浮いてきた。
手に取ってみると変形したプラスチック?だった。
更に7、8粒目を入れた刹那私は絶句した…
何とチョコからは細かく切り刻んだ
髪の毛が出てきた。
何だよこれ。
っと思った直後ケータイに着信があった
名前を見ると彼女からだった。
恐る恐る電話に出ると…
彼女「光~お腹壊してない?」
私「どゆことだ?」
彼女「チョコ作ってる時にプラスチックのヘラが溶けて
混ざっちゃったかもw」
私「ん?大丈夫だったが」
彼女「そっか、それならいい
んだ
また明日ね」
私はこの日初めて人間がどれ程怖いかを実感した。
この日を境に彼女とも別れ私は事なきを得た。
皆様もバレンタインデーには裏があるかもなので
浮かれすぎには注意です。
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