思い出

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亜樹斗と別れた後、玄関の扉を開けると、見慣れない靴があった。 首をかしげながら自分の部屋へ 入っていくと、 「あ、おかえりー」 机の上には漫画が散乱。 ウチの椅子に、当たり前の ように座っているのは… 「蓮!!!」 ウチは驚きのあまり名前を叫んでいた。 こいつはウチのいとこ。蓮(れん) 身長が高くて、どちらかと言えばイケメンな方。 暇なとき、ウチの家に遊びに来てはウチの部屋を荒らして帰っていく、とんでもないヤツだ。
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