プロローグ

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暗くて冷たい部屋が続く。 中にいる人間から見たら牢獄だろう。 その中に10歳ぐらいの男の子もいる。 その子はいつも助けを求めていた。 「お願い…誰か助けて…」 一筋の涙が流れる。 その声が聞こえたのか差し出す一つの手があった。 「助けてあげようか?」 「えっ…?」 その人は闇を光に変えてくれそうなほどの存在だった。
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