全てのはじまり…プロローグ

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少し古風な一軒家での事…………… ………トントントントントン…………… 「よし!出来た!おばあちゃん!響!朝ごはん出来たよ」 「うぅ奏…おばあちゃん…おはよ…」 「響おはよ」「おはよう響や」 「ふわぁあまだ眠いよ」 「もう響ったら早く顔洗って来てご飯食べようよ」 「ん………」 バシャバシャバシャ……… 「うぅ~冷たぁ~おかげで目も覚めたよ…」 「じゃあ早速………」 「「「いただきまーす!」」」 「ん。奏の作る料理は美味しいねぇ。きっと良いお嫁さんになれるよ」 「もぉくもほぉほおうほ!(僕もそう思うよ)」 「おばあちゃん!そ、そんな事ないって。そうだ、響!ちゃんと飲み込んでから喋る事!」 「ほぉほぇんほぉしゃい(ごめんなさい)」 「もう響ったら…」 「そういや、二人とももう15歳だけど、良い人は見つかったのかい?」 「「ま、まだ…」だよ」 「そろそろ、響も奏も頃合いだからね。自分に会う人を探すんだよ」 「「う、うん」」 「あっ!おばあちゃん。もうこんな時間…そろそろ学校行って来るね」 「そうだね。いってらっしゃい」 「はーい「行ってきます!!」」
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