幻想郷に落とされて

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紫 「まあ、それで構わないけどね。・・・さて、貴方の名前は上杉有鬼で合ってるのね?」 有鬼 「そうです。それで、紫さんはなぜここに?」 一番の疑問、それは幻想郷にいるはずの紫が外の世界、すなわち有鬼のいる現代世界にいることである。有鬼は、少しの期待を胸に秘め、冷静に答える。 紫 「あなたを私のいる世界、幻想郷に連れていこうと思ったのよ。」 有鬼 「本当ですか!?是非行ってみたいです!」 紫 「じゃあOKね♪とりあえず準備して、終わったら声をかけてね。」 有鬼 「それでしたら終わるまで家でゆっくりしていって下さい。おもてなしいたしますので。」 紫 「あら、いいのかしら?」 有鬼 「はい。紫さんは僕の両親の命の恩人ですから。」 紫 「そういえばそんなこともあったわねえ・・・」
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