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諏訪子
「諏訪子でいいよ。あと敬語も無し!で?聞きたいことっていうのは?」
そう言われて、有鬼は少し戸惑ってしまい、どうしようか迷った挙げ句、結局敬語を使うことにした。
有鬼
「ここは幻想郷の何処なんですか?」
一応外から来たんですけど、と付け加えておいた。
諏訪子
「敬語じゃなくていいんだけど・・・まあいいか。ここは守矢神社だよ。もとは私の神社だったんだけど神奈子に取られちゃったんだよねぇ~。」
?
「あれはちゃんと勝負に勝って私のものにしたんだ。それと君。目をさましたんだね。」
突然有鬼の後ろから女性の声がした。その声には凛とした響きがあり、神々しさも感じられる。
有鬼
「はい、ありがとうございました。僕を助けて下さって。」
?
「お礼を言われるようなことじゃないさ。神として、当たり前のことをしただけだからな。」
有鬼
「(やっぱりこの人もだったか・・・)それでも助かりました。・・・そういえば、僕は皆さんに自己紹介してませんよね?」
早苗
「あ、そういえばそうですね。じゃあ名前を教えてもらってもいいですか?」
有鬼
「もちろんです。・・・では。僕の名前は上杉有鬼です。」
早苗
「有鬼君、ですね!覚えました!」
?
「だったら私も自己紹介しないといけないね。私は八坂神奈子。元は早苗が外の世界に住んでいた場所の土地神さ。」
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