Previous work-前作のあらすじ-

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中国軍による侵略行為より約1ヶ月後━━ 2015.3.26 1108時 アフガニスタン.カブール アメリカ海兵隊基地 アフガニスタン各地に点在する基地が突如、反米派武装組織「タリバン」を筆頭としたテロ組織に襲撃される。 カブール駐留軍に配属されてから、まだ日が浅い新兵である[ウェイス・ハドソン]。 彼もまた、アフガンの一基地で突然の襲撃に捲き込まれる。 今までとはまるで桁違いの物量で攻め込んできた武装組織に、海兵隊は奮戦したものの止めきれず、同盟国オーストラリアへ撤退するためにやむを得ず基地を放棄し脱出した。 その際、現地で交戦した一部の兵士達の間では、テロ組織と中国には繋がりがあるのでは。という考察が浮上していた。 一方。 カブールでの襲撃とほぼ同時刻、東南アジアでも事件が起こる。 東南アジア諸国が各々領有権を主張している南沙諸島を中国軍が実効支配し続ける中、地元漁民が対抗の意志を持って南沙諸島に押し寄せた。 中国はこれを警戒。 コーストガードに相当する海上警備隊を南沙諸島へ派遣した。 東南アジア諸国も、漁民を保護するため艦隊を派遣した。 そして、漁民達は無謀にも武器を手に南沙諸島へ近付いた。 中国はこれを「フィリピンからの攻撃」と判断。 警備隊から漁民達は攻撃を受け、これを合図に中国海軍も東南アジア連合艦隊へ攻撃を開始した。
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