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これに対しフィリピン海軍は漁民を守るため迎撃。
東南アジア内の同盟各国も、集団的自衛権の行使を決定し、各国海軍はこれに則りフィリピン海軍と共に応戦する。
しかし交戦開始後間もなく、東南アジア連合艦隊は一鶴を破られ敗走する。
勢いに乗じた中国軍は、空軍を前線へと送り出した。
ちょうどその頃、カブールから撤退してきたウェイスら、アメリカ海兵隊を乗せたヘリ部隊がフィリピン近海を通過していた。
が、運悪く中国空軍に発見されてしまう。
中国空軍はその場で敵機と判断、攻撃を行った。
海兵隊の一部隊を率いる[グライド・コートランド]は、容赦無く迫り来るミサイル攻撃をなんとか防ごうと奮戦したものの、輸送機はことごとく撃ち落とされてしまう。
しかし、奇跡的に陸上に不時着したヘリに乗っていた一部の兵達が生き延びた。
フィリピン領パラワン島にて、コートランドは負傷、そこに中国軍が現れ、彼は連れ去られてしまう。
同島別区域に不時着した[カルロス・マックォード]は、その瞬間を目撃し、同じく生き延びたウェイス、ベン、ウェイソンと共に救出策を探るも、中国軍上陸部隊の激しい追撃を受け、ただ逃げることしかできずにいた。
やがて彼らは島の最南端に追い詰められるが、そこにオーストラリア軍が介入、中国軍を押し戻した。
その後ウェイス、マックォード、ベン、ウェイソンらは上陸したオーストラリア軍の捕虜救出・敵駐屯地襲撃作戦に参加。
オーストラリア軍特殊部隊の協力もあり、コートランドは無事救出されたのであった。
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