【過去話…残った記憶は?】

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そんな俺が今年で十六。 友逹も居ない歴も十六年。 義姉の前では作り笑い。 長年バレテいない傑作の“笑顔” にこにこ、不愉快な感情を感じさせない為に ずっとずぅっと笑い続けた。 こんな己自身を嘲笑う。 もう、十六年にもなれば流石に慣れた。 別に好きで貴女を助けた訳じゃない。 別に貴女が轢かれ消えても問題は無い。 …けど、そうしないのは“仕事”だから仕方ない
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