第1章~凉乃宮 澪牙~

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「残念なことに先生は独身です」 弥朶神が舞い上がる 俺も内心舞い上がった 「ロリっ娘」 そして、舞い上がってる弥朶神等を無視して、火乃無那月 恭邪(ヒノムナツキキョウヤ)が手を挙げた 袖が長すぎて、手は見えないがな 「まだ一人来ていないらしいんだけど、誰なの?」 自己紹介の時もそうだったんだけど、こいつタメ口なんだよな… 「恭くん、敬語!視線が痛いよ!」 やけに素直な女の子である。注意するのは良い事だけど、本音がだだ漏れだ 嘘を吐けないどころか誤魔化せない……的な感じだ 「あー、悪いわるい…んで誰なの?」 こいつは駄目だ 末期だ 「恭くん?」 んで、さっきから注意してるのは黒夜 聖夜(クロヨルセイヤ)恭くんの幼馴染みだとさ 「まだ来てないのは、大野和也くんです。あとストラ・ハイドちゃん」 二人休みか てか外人さん? 「あざーっす……イテッ!?」 恭くんが殴られた 後ろのソルトに 「そろそろええ加減にせぇや!」 ソルトっていうのは、彼のあだ名。 自己紹介で言ってた 本名は塩田 春人(シオタハルヒト) 名字に塩が入っているから、ソルトらしい ベタなあだ名だ
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