第1章~凉乃宮 澪牙~

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「敬語くらい使えっちゅーとるやろ!」 ソルト君は言う 「わーってるって、うっせーな」 恭くんはそう答えて、首に掛けてあったヘッドホンを耳に着けた 多分アイツとはこの先仲良くやってけねーな 「質問良いですか?」 この人は神聖 昴(シンセイスバル)フードを深く被っていて、前髪も長く、顔がよく見えない奴だ 「ど、どうぞ?」 あ、いきなりまともなになったからロリっ娘が戸惑ってる 可愛i(ボスッ 殴られました 「名前、身長、体重、生年月日、血液型、星座、視力、趣味等を聞きたいのですが?」 WAO、全部聞いてくれちゃったよ、神聖くん 「名前は、双葉弥生(フタバヤヨイ)です。身長、体重はタブー、同じく生まれた年もタブー、2月22日生まれの、何座だろ?血液型はO型、視力は左右共に2、0、趣味はドライブでーす」 ……。 「何歳なんだ?」 ヒユッ 「痛っ!?」 チョークが飛んできましたよ!? 「タブーです♪」 顔が笑ってねぇよ…… 「バストは何(ボスッ」 弥朶神に向かって黒板消しが飛んで行った 黒板消しからチョークの粉が舞う 元々白い弥朶神が更に白くなった お陀仏、弥朶神
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