第1章~凉乃宮 澪牙~

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「ちょ、黒板消し投げるなんてやり過ぎちゃう!?」 弥朶神が抗議する 「当然の報いです♪」 やっぱり顔が笑ってないロリっ娘こと、双葉先生が答える 「その残念な程ちぃさい胸はA、いやAAやと思─」 弥朶神がいきなり会話を止めた……いや、恐怖で口が固まったのだろう 何せ双葉センセが黒笑しながら『黒板』を持っているのだから 皆が脇にそれたその時 黒板は弥朶神に向かって飛んでった グシャァッという音を豪快にたてながら黒板は床に突き刺さった 弥朶神は風圧で飛ばされたらしい ドンマイです 「ちょッ!ロリっ娘センセー!?危ないやん!食らったら死んどったかもしれへんやん!」 元気だなー、弥朶神くん 「先生、流石にやり過ぎだろ」 誰かがそう言った次の瞬間、黒板は元の位置に戻り,床は修繕されていた 「『文字遊び(スペルゲーム)』《修》文字通りこの場を修繕した」 輪廻 朱羅(リンネスラ) 彼は彼の能力でこの場を修繕したらしい ただ、『文字遊び』応用性は測り知れない 双葉先生は、「すいませんね~、つい」と反省の色を示していたが、つい…じゃねぇだろ
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