序章~大野 和也~

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Ⅳ 「なんだこの学園!?」 結局、職員室というか教室すら見付からなかった まぁ、俺は校舎内を走った訳なのですが……ハァ ─1F─ 「1階に職員室は無い……か」 というか下駄箱すらない。 あるのはリネン室みたいな部屋だけだ ついでに捕捉 人はいなかったぜ! ─2F─ 「ここ、本当に学校か?」 職員室は無かった 変わりに病室みたいのがいくつかあった 捕捉 人はいなかった ─3F─ 「ここは…ビオトープかな?」 ビオトープとは、いわゆる室内人工植物園みたいなものさ(キリッ 捕捉 人はいなかった。 ─4F─ 「第二の体育館…なのか?」 そこには、ただ広い空間があった。 「表は…ないか…」 例え表があっても教室が見当たらないわけなのだが…… ─屋上─ 「誰も…いないか…」 当たり前だよな、と呟きながら俺は再度光にメールを送った てか助けを求めた 暫くして、バイブ音が鳴った メールにはこうあった 「多分そっちは棟が違うよ。教室、職員室はA棟。あ、もう一通り終わったよ?でもちゃんと職員室には顔出しなよ?」 Oh... 俺は諦めて、A棟を捜した
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