四章

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【あらすじ】 島の暮らしが板についてきた狼。しかし住み処と呼べる場所は無く、今日を生きるため食べ物を探し、追いかけ、過ごしていた。 そんな時、草原にある木々にいる一匹のサルと出会う。サルは元々、グループ行動をしていたが、ゴリラの襲撃から逃げて孤立したと説明する。 サルは今まで集めていた石や木の実を、拾ったと思われる小さなリュックに入れてから「ライオンと戦う」と言い出した。 無謀だと狼は説得するが、サルは、ライオンの住み処の近くには食べ物が多く危険な動物も少ない、だからそこを自分の住み処にすると言って聞かない。 そして狼もまた、サルの話に興味が湧き着いて行くことにした。
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