ＡＤＩ

一章

【あらすじ】

大金持ちの家に飼われていた犬みたいな狼(子ども)。晩ごはんを食べるとウトウトし始め、眠ってしまう。

朝になり、日の陽射しで目が覚めるとそこは一面緑の大草原だった。
飼い主を探すため散策していると、凶暴なライオンに遭遇、追い回される。
しかし木の上から猫の声が聞こえ、木に登って避難。ライオンは諦めてどこかへ消えて行く。

木から降りて猫(ボス猫なのはまだ秘密)から、ここは無人島でどういう訳か組織的に人が自分たちをここへ連れて来ている、という説明を受ける。