ご褒美、ちょうだい?

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「ほら、2人とも。そんなにきょろきょろしないで。恥ずかしいですわよ?」 「勝手に離れるな。迷子になるぞ」 …えっと…どうコメントしたらいいのかな?かな? 今、俺たちはセント・ルミナール学園の敷地内に入っているのだが(・ω・`三´・ω・) 生徒玄関が全く見えませんwww 校門から生徒玄関までの道に、バラが咲いていますwww 目の前に林が見えますwww なんだか、異世界に来てしまった気分ですwww 入試は、基本的に学園で受けるんだけど、俺たちの場合距離があったから、学園関連の外部施設だったんだよ…。 ちなみに、もう5分以上歩いているはずなのだが…(´Д`lll) 辿り着けない気がしてきたwww 「全く。だから、迎えを呼ぼうと言ったんだ」 「早く言えよ、蒼。っていうかこれ、あとどれくらい歩けばいいんだよ」 「そうですわね…あと10分程度かしら?」 「遠いわ!!」 「敷地内を案内しながら行くから、もっとかかるぞ」 …もう好きにしてorz …疲れた…(´・ω・`) 「で、ここが高等部の校舎。さっきの分かれ道を逆に曲がれば中等部、初等部の校舎に行ける。高等部校舎の奥にグラウンドと体育館がある」 「グラウンドの近くには、各運動部の部室がある部室棟がありますわ。そこは入学してから案内しますわ」 ちなみに、もう既に20分以上歩いてますwww ようやく生徒玄関が見えましたwww え、ここはどこの街ですか(・ω・)?って思うくらいいろんなものが学園の敷地内にあるっていうwww 「…なんかさ、入学決定してるみたいだけどさ、まだ合格発表見てないよ?」 咲那の言うとおり!! 「確かにそうだよな。結果見てないのに、なんでこんなに詳しく説明するんだよ。落ちてr」 「落ちてる訳がないだろう。俺たちが直々に教えたんだぞ?」 その自信、どこから来るんですかwww 「そうですわ。それに事前情報では、かなり高確率で受かっているだろうと聞いていますわ」 「…その情報源を知りたいのだが…」 「秘密、ですわ。女は秘密を纏って綺麗になるのですから」 藍ちゃんの情報網が恐ろしくて仕方ありませんwww
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