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由理亜「私も行くよ?」
優太と一緒に席を外そうとする由理亜
優太「大丈夫だ。すぐに戻ってくるから、ここにいてくれ」
由理亜に心配かけたくない優太は由理亜にそう告げた。
由理亜「…でも」
優太「大丈夫だから、すぐ戻るよ」
激痛が走る右目を押さえながら優太はニコッと笑った
由理亜「わかった…」
しかしやはり心配なのか
由理亜は浮かない顔で返事をした。
優太「じゃあ少し待っててな?」
優太は由理亜にそう告げ体育館を後にして体育館の廊下にあるトイレへと向かった。
優太「ツ…なんだよこの痛みは…さっきよりキツいだろ」
独り言を呟きいま自分の右目はどうなってるんだろうと確かめようとした時…
優太「…!?なんだよこれ」
それは異常な光景だった。
先ほどまで普通の右目がいびつな形をした万華鏡のような模様になっていた。
優太「どういう事だよ…」
今起きてる事が信じられず呆然と立ちつくす優太
その時だった…
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