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チュンチュン
優太「ん。朝か。おきないとな」
ここはとある家。時空間に飛ばされた優太はすっかり前の世界の記憶を消され一から普通の暮らしをスタートしていた。
普通の高校生として。
優太「顔洗って用意するか」
重たい体をおこし洗面所へ向かう。
優太「うわ。酷い顔してるな」
ただ彼には一つ普通の高校生と違うところがある。それは親がいないと言うことだ。
優太「さて朝飯でも作るかな。」
親のいない優太はなにからなにまで自分で家事をこなす。そのお陰で優太の作る食料は格別だった。
朝飯のパンとコーヒーを食べながらテレビをつける。
テレビ「今朝××市のマンションで殺人事件が発生いたしました」
優太「世の中物騒だよなあ」
時計を見上げる優太
優太「いっけね!!もうこんな時間かよ。髪いじる暇ないじゃん!」
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