二章 召集

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~バース~ ベークライトより小さいがギルドが数多くあるため人口がベークライトより多いので賑わっているのだ。 ベークライトとは、異なる風景を見ながらバースを歩いていた。 そして中でも一番目立つ、建物にユナンと一緒に入って行った。 「ハンター集会場」 この建物の名前だ。 依頼などを受けられ、ハンターにとって重要な場所である。 中はもう夕方なので非常に賑わっていた。 全員が、ハンターである。 誰かしら知っているハンターがいるはずなのだが俺が知らない奴ばっかりである。 その中でユナンは、誰か知り合いが居たらしい。 その知り合いが俺たちに歩み寄ってきた。 「お~ユナン?ユナンだよね?久しぶりだね。覚えてる?」 「覚えてるよ~!ブフでしょ。試験の時以来だね!」 俺は、横でそのやり取りを聞いていて気づいた。 この人も『ゼロハンター』だと。 ブフという人が俺に気づいたようで話してきた。 「ん~君は?」 「カヲルです。よろしく。」 「よろしく。私は、ブフ。ユナンと同じゼロハンターよ。」 ブフは、外見は美人だが、腰の武器の双剣は、赤黒い色をしており、非常に似合わない武器である。 俺が、そんなことを考えているときブフは、言った。 「あなた達、暇?良かったら手伝って欲しいことが、有るの―」 その瞬間、ブフとユナンの携帯がなった。 ユナンは言った。 「えっ……全ゼロハンター召集……?」 ユナンとブフは顔を合わせた。そして俺を見て言った。 「これからすぐに全ゼロハンター召集があるから来て!」 「えっ……俺なんかがそんな会議に出てもいいんですか?」 「いいよ。時間がないからすぐに行くよ。」 ユナンとブフの後についていった。 その会議は、大変な事を発表した―
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