1477人が本棚に入れています
本棚に追加
私は、席につき頬杖しながらぼーっとグラウンドを眺める。
りんが忠告するような危険な高校じゃないなって思ってると肩をトントンとされその人の方を見上げる。
にこって笑った後、それとは反対の暗い表情もする。私は、りんに首を傾げ
「どうしたの? 私の所来て平気なの?」
「心愛、絶対気に入られちゃだめだよ。大人しくしてるんだよ……いい?」
人差し指を立てられ、訳も分からず頷く。
いったい何が始まるというのだろうか。
「キャー!!生徒会の方々よぉ」
悲鳴に近いような歓声のような声に眉をハの字にしてるとりんがそんな私に気づいたのか
「伏せて!!いい?あげちゃ駄目よ。私は、カーテンの影に隠れるから」
え?見つかっちゃ駄目なら私もカーテンの方がいいよ。りーん
何か腑に落ちないけど言われた通りうつ伏せになる。
最初のコメントを投稿しよう!