prologue―the beginning

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「結芽は?」 ユータが尋ねる。 「私もだよ… パジャマだったのに、なぜか制服になってるし… …私たち以外にも、誰かいるんじゃないの?」 「あぁ…そうだよな。 じゃあ、探してみようか?」 そういってユータが立ち上がる。 私も、ユータが差し出してくれた手を借りて立ち上がった。 …現在時刻は、08:24… 時計の分針が、ひとつ動いた。 08:25…
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