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結城『ゼェ…ゼェ…くぞ!』
結城は力なくその場に座りこんだ。
結城『どうしたらいいんだ!』
結城は頭をガシガシとかきながら言った。もう頭の痛みなどは吹っ飛んでいた。
キキーッ…
結城『ん?なんだ?』
遠くの方で微かに音が聞こえた。
結城『もしかして…電車のブレーキ音か!?』
結城は立ち上がった。が、
結城『待てよ…終電は終わってるんだ。電車は来るわけ…』
キキーッ…
結城『また聞こえた!』
確かに音は聞こえたしかもさっきよりは大きくなっている。
結城『多分、回送電車かな?とりあえず善は急げだ!』
結城は携帯のライトをつけホームから降り線路を一目散に走った。
結城『音はこっちから聞こえた。それほど遠くないから隣の駅で待ってれば来る!』
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