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ショウがファン達の囲まれながらも
自分たちに気づいた事に
驚くリオン。
『よく、あたし達が居る場所に
気づきましたねぇ』
軽く微笑むショウ。
「まぁねぇ」
ファン達の中から
タクヤの声がした。
「お~い!!ショウ」
ショウはタクヤの方を見る。
「店で待っていてくれ~」
「了解」
ショウはリオン達の方に
顔を向けた。
「じゃあ、行こうか」
ショウは歩き始める。
清美はリオンの腕を
掴んで歩き始めた。
「あたし達も行こう」
動揺するリオン。
『・・・え?どこへ?!』
リオンは、ショウと清美に連れられ、
ライブハウスから近くの飲食などが
立ち並ぶ場所に歩く。
リオンは、辺りを見回す。
『どこに向かっているですか?』
ショウは顔をリオンの方に向けた。
「オレの店だよ。
そこで、バンドの打ち上げをやる」
『関係が無い、あたしが、
バンドの打ち上げに、
行ってもいいですか?』
「あたしは普通に行っているよ」
リオンは、清美に怒った顔する。
『あんたは、KYだから。
頭が無神経に、
参加しているでしょう』
ふくれ面になる清美。
「ひどい~!!」
ショウは笑う。
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