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「ハハハ~」
そんな中、リオンたちは、
ショウの店の前に着く。
「ここが、オレの店だよ」
看板を見上げる。
『・・・ここが、ショウさんの』
ショウと清美は店の中に入る。
「ただいま~」
ショウはギターケースを、
入り口の近くの席に置いた。
店の中から、
女っぽい男性の声が聞こえた。
「おかえりなさい~」
リオンはショウの店に入る。
ショウの店の中は、
50人が入れるぐらいの広さで
壁には、セックス・ピストルズなどの
有名人の写真が額に入れて、
飾られていた。
リオンはカウンター席を見ると、
ド派手な格好をした、
厚化粧をしたオカマが、
プカプカとタバコを
吹かしていた。
オカマは、清美に
嫌味を言う。
「あんた、今日も来た。
巨乳女」
オカマに嫌味を言われ、
清美は怒った。
「悪かったわねぇ。
土手町の怪物」
オカマも怒り、
素の男声で言う。
「誰が~!!怪物じゃ~!!」
清美とオカマの喧嘩を
見て笑うショウ。
「ハハハ」
清美とオカマの喧嘩で驚き、
ショウに駆け寄るリオン。
『いいですか?止めなくって』
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