第02話

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「へぇ~・・・食べごろだねぇ」 ズッコけるショウ。 「おい!!」 『ごめんなさい・・・あたし、  彼氏がいるんで』 タクヤは、いじける。 「彼氏持ちかぁ・・・  それは、残念」 ショウは、タクヤに酒を出す。 レイナは、タクヤの後ろで、 大笑いする。 「初めて、フラれちっまたぁ」 タクヤは、ショウに、 出された酒を飲む。 「お前が、悪い」 リオンは、タクヤへの罪悪感を 感じてしまった。 『そう言えば。  あたし、初めて、  バンドのライブに参加したんですが、  タクヤさん達の曲を聞いて、  あたし、タクヤさん達の  バンドのファンになりました』 ショウは、ドッキとする。 早くもタクヤは酔っていた。 「あぁ・・・今日、ライブで、  ヒック!!演奏した全曲は、  ショウが作曲して・・・  レイナが作詞した曲だらけだよ」 リオンは驚き、ショウを見る。 『そうなんですか?!』 ショウは困った顔する。 「・・・・まぁねぇ」 タクヤは、ショウを指差す。 「こいつ(ショウ)さぁ、  あんだけの才能があるのに、  俺らと一緒に上を、  目指してくれないだぜぇ」
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