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あたし・・・何で、
ショウさんが、言った事に、
反発してしまっただろう?
ショウさんは、何にも悪い事を
言ったわけでもないのに。
リオンは、涙目になる。
その時、リオンは後ろから
右腕を掴まれる。
リオンは、驚きながら
後ろを振りかえると、
息を上がったショウが居た。
「ハァ~・・・ハァ~・・・
リオンちゃん、待って」
動揺するリオン。
『・・・ショウさん!?』
ショウは、掴んでいた
リオンの腕を離す。
「・・・戻ろう、店に」
『・・・はい』
リオンとショウは、
店に戻る。
店では、リオン達の帰りを
清美がカウンター席で座って、
待っていた。
「リオン!!」
リオンに駆け寄る清美。
「あたしが居ない間に、
ショウと何かあったの?」
『それは・・・』
「オレが、リオンちゃんを、
怒らす事を言ってしまったんだよ」
リオンは、驚きながら
ショウの方を見る。
『・・・えっ?!』
ショウさん、何で、
あたしの事をかばうの!?
清美は怒った顔をして、
ショウの方を見る。
「あたしのリオンに、
何を言ったのに?」
リオンは清美の腕を掴む。
『いいの・・・もう、いいの』
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