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清美は、不思議そうな顔する。
「リオンが、
“いい”って言うなぁ」
ショウはリオンの顔を見て。
「リオンちゃん、ごめんねぇ」
リオンは、うつむ。
『いいえ・・・大丈夫です』
清美は、腕時計を見る。
「あたし達、そろそろ、行くねぇ」
「気をつけてなぁ」
「うん」
リオン達は、店を出て行った。
ショウさんは、悪くないのに。
何で、あたしをかばったの?
リオンは、ずっと、ショウが、
“なぜ自分をかぶったのか?”を
考えていた。
すると、だんだんと
清美が呼び声が聞こえた。
「リオン~!!」
我に返るリオン。
『うん・・・?!』
「話を聞いているの?」
『ごめん』
清美は怒った顔をする。
『ねぇ、清美』
「なに?」
『清美は、ショウさんと、
どうやって、出会ったの?』
「どうしたの?急に」
リオンは動揺する。
『いやぁ、なんとなく』
「そっか」
清香は少し、
上を向いて言う。
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