第03話

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清美は、不思議そうな顔する。 「リオンが、  “いい”って言うなぁ」 ショウはリオンの顔を見て。 「リオンちゃん、ごめんねぇ」 リオンは、うつむ。 『いいえ・・・大丈夫です』 清美は、腕時計を見る。 「あたし達、そろそろ、行くねぇ」 「気をつけてなぁ」 「うん」 リオン達は、店を出て行った。 ショウさんは、悪くないのに。 何で、あたしをかばったの? リオンは、ずっと、ショウが、 “なぜ自分をかぶったのか?”を 考えていた。 すると、だんだんと 清美が呼び声が聞こえた。 「リオン~!!」 我に返るリオン。 『うん・・・?!』 「話を聞いているの?」 『ごめん』 清美は怒った顔をする。 『ねぇ、清美』 「なに?」 『清美は、ショウさんと、  どうやって、出会ったの?』 「どうしたの?急に」 リオンは動揺する。 『いやぁ、なんとなく』 「そっか」 清香は少し、 上を向いて言う。
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