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「無理には・・・言わないけど」
ナオキが、ジュースを飲み干すと、
店を出ようとすると、
ショウは、ナオキを、
呼び止める。
「ナオキ~・・・!!」
ナオキは、ショウの方を見る。
「!」
「お前、微妙に、
声がかすれているぞ。
ライブでは、声に負担がかかる、
歌い方するなよ」
ナオキは、微笑む。
「やっぱり・・・ショウには、
何でも、お見通しだなぁ」
ナオキは、店を出って行った。
ショウは、ナオキが、
置いていった、
ライブのチケットを見つめ、
ために息を吐く。
「ハァ・・・オレは、
どうすればいいだろうなぁ」
その時のあたしは、
ショウに謝る事しか、
頭になかった。
この後、あたしは、ショウと、
ナオキさんの深い関係だと、
知る事になる。
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