第03話

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「無理には・・・言わないけど」 ナオキが、ジュースを飲み干すと、 店を出ようとすると、 ショウは、ナオキを、 呼び止める。 「ナオキ~・・・!!」 ナオキは、ショウの方を見る。 「!」 「お前、微妙に、  声がかすれているぞ。  ライブでは、声に負担がかかる、  歌い方するなよ」 ナオキは、微笑む。 「やっぱり・・・ショウには、  何でも、お見通しだなぁ」 ナオキは、店を出って行った。 ショウは、ナオキが、 置いていった、 ライブのチケットを見つめ、 ために息を吐く。 「ハァ・・・オレは、  どうすればいいだろうなぁ」 その時のあたしは、 ショウに謝る事しか、 頭になかった。 この後、あたしは、ショウと、 ナオキさんの深い関係だと、 知る事になる。
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