第04話

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-夕方- リオンは、清美との遊びの帰り、 ショウの前に立つ。 『ハァ~・・・』 あたし、どんな顔して、 ショウさんに、 会えばいいだろう? 『やっぱり、出直そう・・・』 リオンが、帰ろうとしたら、 後ろの方から、 ショウの声がする。 「リオンちゃん・・・?」 リオンは、驚き、 ショウの方を振り返る。 リオンの後ろには、 買い物の帰りのショウが 立って居た。 『ショウさん・・・!?』 リオンに、近寄るショウ。 「寒いでしょう?」 ショウは、店のドアを開けた。 「どうぞ」 『はい・・・』 リオンは、店の中に入る。 ショウも、店の中に入り、 カウンターに買い物したモノを置く。 「温かいモノを、用意するねぇ」 『ありがとうございます』 リオンは、奥のカウンター席に座る。 「清美は?」 リオンは、オドオドしながら言う。 『清美は・・・!!あたしと、  遊んでいる途中で、  彼から、電話が来て・・・』 「それで、リオンちゃんを、  放置したんだ」 『・・・はい』 ショウは、リオンの前に、 ホットココアを置いた。 「どうぞ」 『ありがとう』 リオンは、ココアを飲んで、 一息つく。
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