第04話

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リオンはイヤーホンで 好きな歌手の曲を聴きながら 雪が詰まった 高校の通学路を歩いていた。 リオンは自分のクラスに入る。 クラスの女子たちは リオンを見るなり、 ヒソヒソ話を始めた。 だから、あたしは、 学校が嫌いだぁ。 リオンはそれを無視しながら 自分の席に座った。 すると、リオンが清美が気づく。 「リオン~!!おはよ」 清美はリオンに駆け寄る。 「ねぇねぇ~リオン」 清美は子供の様な笑顔で リオンに話しかける。 『なに?』 「昨日さぁ、彼氏がねぇ」 リオンはクラスの窓から 空を見上げながら 『へぇ~』と清美に言う。 「えぇ~!!いつも、  そんな返事ばっかりじゃん」 『あたしはあんたと違って。  暇じゃない』 その時、学校のチャイムが鳴る。 クラスの担任の先生が クラスに入って来た。 「皆、おはよう~」 生徒達は、自分達の席に着く。 「「おはようございます~」」 リオンは教室の窓から 景色を見ていた。 『つまらない・・・』
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