0人が本棚に入れています
本棚に追加
リオンはイヤーホンで
好きな歌手の曲を聴きながら
雪が詰まった
高校の通学路を歩いていた。
リオンは自分のクラスに入る。
クラスの女子たちは
リオンを見るなり、
ヒソヒソ話を始めた。
だから、あたしは、
学校が嫌いだぁ。
リオンはそれを無視しながら
自分の席に座った。
すると、リオンが清美が気づく。
「リオン~!!おはよ」
清美はリオンに駆け寄る。
「ねぇねぇ~リオン」
清美は子供の様な笑顔で
リオンに話しかける。
『なに?』
「昨日さぁ、彼氏がねぇ」
リオンはクラスの窓から
空を見上げながら
『へぇ~』と清美に言う。
「えぇ~!!いつも、
そんな返事ばっかりじゃん」
『あたしはあんたと違って。
暇じゃない』
その時、学校のチャイムが鳴る。
クラスの担任の先生が
クラスに入って来た。
「皆、おはよう~」
生徒達は、自分達の席に着く。
「「おはようございます~」」
リオンは教室の窓から
景色を見ていた。
『つまらない・・・』
最初のコメントを投稿しよう!