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喫茶店のマスター
青色の髪にごげ茶色の瞳を持った青年とも少年ともとれる容姿の人物が都市である街に訪れていた。中性的な顔立ちをしているが男性である。
過去仲間達と共に訪れたこの街で、行方不明になった二人を探してやってきたのだ。いつかこの街に来ようと約束をした。あの二人ならその約束を違えるはずがないと、ユウリは信じていた。
二人の情報が欲しいが一番適任な場所の酒場は昼間から空いている所は少ない。
昔とは随分かわった街を見回し、ユウリは一件の喫茶店を見つけた。
喫茶店ならばそれなりに人が行き交う。もしかしたら何か情報がつかめるかも知れないと、ユウリはその店に入ることにした。
その決断がユウリの運命の歯車を回し始めた。
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