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男子の前だと調子狂う…。
「鍵貸して」
そう言って長江君が手を差し出す。
なんでだろう、と疑問に思ったけど、言われた通り鍵を渡した。
「俺返しとくから」
えっ!
「自分で返すよ。
長江君に悪いし…」
「いいって。
ほら、五十嵐の声かなり聞こえてくる」
笑いながら階段を上ってくる人は…
明らかにあかねと武弘。
あたし達を見て、二人が「おっ」と声をあげる。
「友華発見!!
長江も一緒じゃん」
「おいバスケ部副部長、さぼってんじゃねーぞ」
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