マンホールから

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古ぼけたお化け屋敷みたいなアパート その中でも一番安い部屋の住人 「出来た、出来たぞ!」 オレンジのツンツンヘアーの少年が叫ぶ 「この暁秀哉様の頭脳にかかればこんなもんよ!」 少年の名は暁 秀哉(アカツキ シュウヤ)、絶賛ハイテンション中だ 秀哉 「超軽量!五つの機能!音の減少!全てにおいて完璧だ!」 秀哉の手には、チェーンソー。回転しているが音がきこえないというダイ○ンもびっくりなチェーンソーだが大きさは秀哉の足ほどもある 秀哉 「さて、試しに変態を斬ってみるかぁぁぁ!ハハハハハ!うおぉぉい!優と文哉よ!死ぬがよい!」 秀哉はドタドタと階段を乱暴にかけ降りた その先には 優 「ふぁ?今日は満月か?」 マンガのキャラのように整った上、年齢(⑭)の幼さが表面に出すぎている、いや小学生くらいに、いやそれ以下に見える。 頬は赤みを帯びていて、もうお前幼女でいいよ、といいたくなるような幼女っぷりである しかし、そんなことよりも目に止まる特徴が 雪のように白く、そよ風でもなびく柔らかく長い髪 病的に白い肌 ルビーのように綺麗な赤の光を放つ眼 秀哉の双子の妹である彼女、暁 優と 文哉 「なんかヤバそうだな!」 鍛えぬかれた肉体はまるで軍人のように、しかしバカである 癖っ毛なのかワックスがかかっている様子もないオールバックで、深い夜(笑)のように黒い髪 目はタレ目ではあるが、穏やかさよりも好戦的さ(苦笑)が表に見える、バカだが そんな頭からっぽのほうが夢つみこめるタイプのバカ、秋山文哉がいた(爆笑) 文哉 「俺扱い酷くね?」 気のせい
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