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レオとキリカは、大樹の迷宮。ユグドラシルラビリンスを進んでいた。しかし、ラビリンスと言うだけはあり進んでも進んでも道は見つからなかった
レオ「キリカ。一回昼飯も取りたいから休むか。」
キリカは、嬉しそうにうなずいて、料理を作り始めた。
キリカ「レオ。火を起こして、後は邪魔しないでよ。」
レオは言われた通り、 火を起こした。適当に座った。この二ヶ月で変わったことは、大きく二つあった。一つは、キリカが料理するようになったこと。もう一つは、レオが精霊になるために気力が、毎日勝手に上がった。今では一部を封印しなくてはならなくなるほどだった。
レオ「いい加減言わないとなぁ。」
レオは、一人つぶやいていた。
キリカ「できたから。」
レオが考え事をしていると、時間はかなりたっていた。
レオ「なんだ、これは?」
レオが見ると、パンとシチューと、微妙にうごめいている、何かがあった。
キリカ「パンと、シチューと、ジャ…ジャム。」
レオ「ジャムが、動くかよ。これは、食い物か。」
キリカは、泣きそうな顔をした。レオは、その、茶色にうごめくジャムを食べた。レオの舌はジャムを拒絶した。
レオ「お前。食べてみろ。」
キリカ「やっぱりダメか。魔物を入れたのがダメか。それとも落ちてた、木の実がダメか。やっぱり、隠し味の……がダメか。 どう思う?レオ。」
レオ「全部ダメだよ。」
レオは、シチューとパンで、口直しをした。そしてすぐに食べ終わった。
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