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食べおわり、片付けをして、また歩き出した。
レオ「やっぱり、ラビリンスってだけはあるな、でも、」
キリカ「でも、まさか。」
レオ「近道するぞ。メシア。」
レオは獣化した。
レオ「キリカ。乗れ、連れてくから。」
キリカが乗ると、空を飛んで行くと、空中に木が現れた。
木「誰じゃ。ワシの迷宮をずるする。せこい者は?」
レオ「レオとキリカだ。」
木「開き直るな。」
襲おうとした木は、衝撃破にやられた。
レオ「ユグドラシルよ。話をしに来た。」
壊れた木が、動いてレオ達を案内した。
ユグドラシル「なんのようじゃ。ワシのような老いぼれに。」
キリカ「私はないけど、レオがあるの。」
キリカは席を外した。
ユグドラシル「気力の精霊が、なんのようじゃ。」
レオ「精霊化と母さんについて教えてください。」
ユグドラシル「精霊は過去の英雄の魂じゃ。ワシラは数年かけて、 精霊になった。 早く精霊になるお主の代償はわかるか?」
レオ「記憶の消去。」
ユグドラシルは木から、気力玉を一つ出した。
ユグドラシル「お主の母は、誰より優しく、強く、美しい、娘のような者だった。詳しくは知らぬが、魔界を旅したと言われている。」
気力玉を、投げ渡された。
レオ「これは、気力玉? 何に使う。」
ユグドラシル「お主のあふれている、気力を空の気力玉に入れよ。」
レオとユグドラシルは、何か変な感覚がした。
レオ「今のは、イエのとこか。」
ユグドラシル「多分、そうじゃろう。」
キリカが、走ってきた
キリカ「今のは、いったい?」
ユグドラシル「どれ、ワシが送ろう?」
ユグドラシルが、木を出して、そこの幹には穴があいていた。
レオ「入れってことか。 ありがとな、じっちゃん。」
穴をくぐると吹雪のなかだった。
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