第一章

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「おい龍太何が楽しくていつもあんな行列に並ぶんだよ? 三日も待てば普通に手に入るんじゃないか?」 慶太は、そう言って龍太の自慢の品を返した。 「これはなー、1番始めに持つことに意味があるんだよ。日本で俺しかこれを持ってない瞬間があるって考えるとなんかいいだろう?」 「まあ確かにね。」 そんなことを言いつつも龍太の気持ちは全くと言っていいほどわからなかった。
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