第二章

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そんなこんなで、あの男の例の発言から一週間が経った。 正直言ってあまり本気にしていなかったところもあった、少し期待もしていたが。 まー嘘をつかないなんていいつつ酔った勢いだったのかもしれないよなー。 などと思っていたのは甘かった。 そこには見覚えのある顔が見えた。 「私、坂本龍太は、この国を改革します。嘘はつきません。」 あれやっぱり本気だったんだ。 何というこいつは なにがしたいんだ? こんな早くに選挙は何年さきだというんだ?? やっばりこいつの行動力は表彰ものである。 やっぱりこいつ他のやつとは違う。 龍太を横目にみながら、 とりあえず今は会社へ向かうことにした。
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