第二章

3/6
前へ
/11ページ
次へ
会社につくと皆が同じような会話をしていた。 さすがは龍太、俺の会社の一躍話題の人である。 会社の最寄りであることもあるのかもしれないが、 普通ここまで話題になるものなのだろうか。 やはり、龍太のルックスの良さとか、声の良さとかがあるのかもしれない。 「森本さん。朝の人みましたか??あたし、なんかもう朝からほんと衝撃でしたよ。」 と同僚の子に話しかけられたので、 「なんかやばそうだったな。」 というと、 「そうでぃすかぁ~」 なんて返事をされた。 あまり変人とは思われてないらしいとしって安心した。 普通だったら気持ち悪いとでも言われるものだが 会社での会話を聞く限り、 朝の人イケメンだった~? 今度の選挙はあの人にいれよう! なんて会話も聞こえてきたわけで むしろ大人気だった。 ほんと人は外見が九割なんだと改めて思った。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加