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家でメリーさんがビビっているとは知らず学校に到着。直ぐに職員室に行き担任に挨拶。後は時間までの待機となった。
「……緊張しているか?」
「いえ、あまり緊張したことないですから」
「そうか。まぁなんだ。うちのクラスはいろんな奴が居て大変だと思うが我慢してくれ」
返事をした後、先に先生が入っていきHRを始める。
「……入ってこい」
暫くして先生の声が聞こえたのでドアを開け中に入る。黒板までの短い距離だが震えることもなく、いつも通りにふるまった。
「今日からこのクラスに所属する事になった八雲春人だ。みんな仲良くするんだぞ」
「八雲春人です。よろしくお願いします」
一礼をし、ざっとクラスの状態をうかがった。
(転校生ってあるんだな?)
(イケメンじゃないけどこれも良いかも)
(背が高いな)
(ウッホ、イイ男!)
(そんなことよりうどんが食べたい)
個性的な人が多くて楽しくなりそうです。
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