勇者「えっ………魔法使いちゃんって俺より年上だったの?」

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魔法使い「少し離れておれ、近くにいたら余波がくるやもしれん」 僧侶「えっと…魔法使いさんは大丈夫なんですか?」 魔法使い「流石にそのあたりは考慮している。心配いらないさ」 戦士「僧侶殿、私の後ろに隠れていてくだされ」 僧侶「は、はい…」 魔法使い「さてと、どの程度の威力になるのかは私にもわからん」 勇者「あれを倒せるのでしたら問題ありません。思いっきりやっちゃって下さい」 勇者「………えっと」 戦士「……あ…天晴れですぞ。魔王の空陸軍を全滅させたのですから」 僧侶「ちょ……ちょっと地図を書き直すぐらいで問題のない程度ですよ……問題ありませんよ」 勇者「あ、ありがとうございます!魔法使いさんのおかげでこの国の危機が回避できました」 魔法使い「…………私は魔王より危ない奴ではないのか?」 僧侶「そ、そんなことありませんよ!」 勇者「魔法使いさんはとっても……」 魔法使い「とっても?なんだ?」 勇者「………か、かわいいからいいんですよ!」 僧侶「そうです!かわいいからいいんですよ!正義なんです!」 海将「まだ大陸につかんのか」 兵「まだかかりそうです」 海将「くっ、このままではアイツらに手柄をとられてしまう」 兵「………海将様」 海将「どうした?」 兵「今、巨大な閃光がはしり海が割れました」 海将「そんなことあるわけ………割れてるな」 ドゴォオオオオオオン
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