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「でも、いつしたって変わらないよ?」
この人は常識をしらないのだろうか…
「そうですけど…」
「君が、僕とキスがしたいから付き合ってって言ってるんだから、もうキスしたし付き合う必要もないね。」
彼はそう言うと笑顔で教室へ帰った。
彼女は、ポカーンとしたまま立っていた。
私は、彼の考え方が意味不明すぎて頭がちんぷんかんぷんだった。
そのとき、
♪キーンコーンカーンコーン
「あっ、やばっ」
私は走って教室に戻った。
教室には、もう皆が次の教科の用意をしていた。
しかも、教科の担当の先生まで…
そして、先生は私を睨んで、
「桃井!何してたんだ!もう、休み時間は終わってる!」
当然、告白現場を見てて遅れました。
なんて言えず…
「すみません…」
これしか、言えなかった。
私は席に着いて、机から教科書をだした。
そしたら、後ろから声がした。
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