112人が本棚に入れています
本棚に追加
/450ページ
最初は、兄がいるせいでただからかわれてるだけだと思っていた満里奈だが、
それがあまりにも続くと、
"なんか違うような…"
そんな気がしてきた。
しばらくすると、
満里奈のその予感は見事に的中してしまう。
結局、その先輩に告白されてしまったのだ。
正直、満里奈にとってはその先輩は特別な存在でも何でもなく、かといって別に嫌いなわけでもなかった。
「付き合って欲しい」
そう言われて、実際嬉しかったし、
"付き合ってから好きになってくれればいいから"
そんな先輩の言葉に甘えて、
結局、満里奈は先輩の告白を受け入れてしまった。
そもそも、それがいけなかったのだ。
最初のコメントを投稿しよう!