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髪はメッシュ混じりの茶髪。
肌は当時流行っていた小麦色で、制服の着こなしも完璧。
顔はかなり整っていて、某有名グループの歌手似…
どこからどう見ても
"イケメン"だった。
満里奈は一瞬で目を奪われた。
"やばい…マジかっこいい!"
満里奈は学校に着くなり、興奮気味に奈緒子のもとへ向かった。
「奈緒子!」
廊下から呼ぶと、奈緒子は驚いた顔をしてやってきた。
「満里奈、おはよう…ってどしたの?そんなに焦って」
「ちょっと、聞いてよ!めっちゃかっこいい人見つけちゃったんだけど!あのね…」
満里奈はさっき見た先輩の事を一気に奈緒子に説明した。
「まじで?そんなかっこいい人いたんだね~…3年生かなぁ?」
「う~ん…わかんないけど、雰囲気的にはそうだと思う。ねぇねぇ、後で探しに行かない!?」
「え~?別にいいけど…。探しにってどこに??」
「学食なら会えるかもしんないじゃん!だから、昼休みね!」
「わかった…じゃぁまた後でね!」
そう言うと奈緒子は自分の教室に戻っていった。
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