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「俺、もう受験してきたから。ちなみに、今日発表日なんだ。合否は郵便で届くらしいぜ」
「………………………………………………はぁああああ!?、あんた何やってんの!?何で相談せずにって、どんな学校受けたのよ!?今日って何時!?」
アワアワしながらというか、少しパニック状態になりながら俺に問い掛けて来る。
「フッ…まぁ落ち着けって。とりあえず、座ったら?」
ま、焦るのも仕方がないか。だって、平然を装いながら生活してたし。まぁ、中身は心臓バクバクの汗ダラダラだったがな!ハハハッ
母さんがソファーに座ろうとした時に、カタンと音がなった。
この時間帯は、郵便が届く時間帯=合否通知が届く。
俺は猛ダッシュで玄関に行き、郵便物をとってきた。
これじゃない。これじゃない。これじゃない。………こ、これだ。
心臓が破裂しそうなぐらいバクバクする。少量の汗が額から流れ落ちる。
「り、凜、それが合否通知?」
「あっああ。開けるぞ。」
ビリビリ、ピラ
「……………………俺に神が降臨した」
「は?何言ってんの?かしなさい。結果は………………………………………………………………………合格?…凜、合格って!」
「よっしゃぁあああああ。これから毎日、生B見れる。ありがとう神様。ありがとう神父様」
ガッツポーズをして心の中でし感謝をつげる。。だって、これから毎日がばら色の生活なんだから。
その後、母さんが作った豪華な料理に親父が驚き、さらに高校に受かったと伝えると、それ以上に驚き、喜んでくれた。
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