入学前日

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今俺は、でっかくて綺麗な学校の前に立っている。沢山の生徒達が俺を通りすぎ、校舎にはいっていく。 「この高校で3年間生活をするのか。ふ~……よし。」 気合いを入れ、俺も中へ入っていく 昨日の晩、母さんと親父にはこの学校について説明をした。 学校は男子高。 寮制であり、学費はまぁまぁ。バイトはOK。 制服はブレザー。 地元からは遠いということ。 などなど 親父は、ちょびっとだけ寂しそうだったが、母さんは嬉しそうだった。 …………そんなに俺が邪魔かっ!! とまぁ、気づいたらもう1-A教室。 とりあえず、黒板に席が書いている紙が貼ってあったから見に行くことにした。 えっと、席はと…前の窓側か。まぁまぁだな。 俺は席につき、人間ウォッチングを楽しむことにした。 「あの、こんにちわ。隣の席の内田 輝。これからよろしくね」 うわぁ。すんげぇ可愛い。髪の毛フワフワしてて、背小いさく、目がクリックリしていた。 その可愛らしさは、ノーマルな俺でも見とれてしまうほど。 「あっはい。よろしく」
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